2021年11月29日、当社東北支店は、宮城県仙台東警察署交通課の方を講師としてお招きし、安全運転に関する学習会を開催しました。

昨年、東北支店管轄の事業所では、降雪や路面凍結の影響による事故が発生しました。本年はこのような事故発生を防止するため、仙台東警察署様に依頼し、学習会開催の運びとなりました。

学習会は二部に分けて開催され、第一部では、安全運転に関する講話を拝聴しました。講話では、降雪・路面凍結時の運転時に意識すべきポイントを学習しました。以下ポイント4点をご紹介します。

(1) 死角が増えると事故が発生しやすいため、視認性を最大限確保して運転をすること。
(2) スリップ事故が起こりやすい「急」がつく運転(急加速・急ブレーキ・急ハンドル)をしないこと。
(3) 停止距離が延びやすく追突事故の原因となるため、車間距離を2倍以上空けること。
(4) 出発前に通行する道路を事前に計画する。融雪が進んでいる幹線道路を最優先で利用すること。

第二部では飲酒体験ゴーグルを装着し、5メートルの線上歩行体験を実施しました。結果は、ほとんどの従業員がまっすぐ歩くこともままならない状態でした。飲酒経験のない未成年もこれを体験しましたが、身をもって飲酒運転の恐ろしさを実感することができました。

今回、具体的な事故防止のポイントに関する学習や体験を通じて安全運転の重要性を再確認しました。当社は、今後も安全運転の教育を継続し、事故防止に努めてまいります。

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仙台東警察署様による安全講和の様子

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酒気帯び運転レベルのゴーグルを装着し、フラつく従業員